肩が疲れないパドリングを発見

五十肩の後遺症

右の五十肩は完全に治ったけれど、後遺症が残ってしまった。肘を90度に曲げて横に開いた時の可動域が左に比べ10度くらい狭い。これはもう元に戻りそうもない。この後遺症がサーフィンに悪影響を及ぼしていた。


肩が開かない分、パドリングで掻いた手を前に持っていく時に手のひらが水面に触れてしまう。すると、水しぶきが自分の顔に降りかかる。大したことではないが、なんか屈辱的で気分がへこむ。
何とかならないかと工夫しているうちに良い方法を見つけた。

以前のパドリングは肘をあまり曲げずに肩で大きく回すように掻いていた。それを、肘をしっかり曲げ腕を折り畳んでから前に出すのだ。手が体からあまり離れない軌道になる。
これで手のひらが水面に触れることはなくなった。

回転式からスライド式へ

腕を折り畳むのが面倒くさいが、こっちの方が楽な気がする。ついでに水を掻く時も肘を曲げ腕を折り畳むように掻いてみた。水中深くではなく水面のすぐ下を掻くようになるが、スピードは変わらないようだ。

肩を回す回転式から手を前後に動かすスライド式に変わったことで、三角筋や脇裏の筋肉をほとんど使わずに済む。肩の力が抜けパドリングが楽になった。

無意識に長年慣れ親しんだパドリングに戻っていたりするが、カレントが強くパドルし続ける時なんかにスライド式を使うと疲労を軽減できる。
そして、このスライド式で手をお椀の形にして掻くと、手のひらにムフフな感触が伝わってくる。ああこれは、女性のオッパイではないか.・・・。