波の見方が変わったら乗れる波が増えた

乗れるか乗れないか微妙な波

波待ちしている場所とは違う場所に波が来ることはよくあるが、けっこう離れた場所だと乗れるか乗れないか微妙な時がある。
例えば右の方に波が来た場合、追い掛けてテイクオフできる位置に間に合えばライトの切れた波に乗ることができる。間に合わなければ単なるくたびれもうけだ。

こうした状況で乗れるか乗れないかは五分五分だったが、最近は波に乗れることが増えてきた。それはパドリングが早くなったのではなく、波の見方が変わったからという事にも気がついた。

以前は右に来た波を追い掛け、必死に横に向かってパドリングしていた。しかし、あと一歩のところで乗れないことが多かった。
最近は波を見ながら追い掛け、うねりのスピードを読めるようになってきた。それが波の見方が以前とは変わった点だ。

合致する位置に向かってパドリング

うねりのスピードを考慮して、横に向かって間に合わなそうなら岸寄りに斜めに追い掛ける。波が岸側に進めばライトのブレイクはこちらに向かって来るので距離が近くなるからだ。
うねりのスピードとライトにブレイクして来るスピードとパドリングのスピードが合致する位置を読み、そこに向かってパドリングするのだ。

この方法で、離れた波に乗れる確率が5割くらいから8割くらいにアップした。線で見ていた波を、面で見れるようになった感覚である。
乗れずにくたびれもうけだった波が、乗れて楽しめるようになると気分が良い。