サーフィンで首の後ろが筋肉痛にならない方法

首の後ろだけは筋肉痛になっていた

若い頃はサーフィンする度に筋肉痛になっていた。
特にパドリングによる肩周りの筋肉痛がひどかった。もう筋肉痛になるのが当たり前で、筋肉痛が数日残ってもたいして気にもならないほどだ。
若さゆえ、力まかせにパドリングしていたのが原因だろう。

いつの頃からかパドリングがスムーズになり、肩周りの筋肉痛は起こらなくなった。
ただ、首の後ろだけは筋肉痛になってしまう。力を抜いてパドリングしていても、首の後ろの筋肉痛だけは防げない。

首の後ろに負担が掛からないパドリング

そもそも首の後ろが筋肉痛になるのは、パドリングで顔を上げて正面に向けるからだ。これが水泳のクロールと大きく異なる点である。
腹這いになり顔を上げて正面に向ければ、必然的に首の後ろに負担が掛かるので、こればかりは仕方のないことだと思っていた。
ところが、今では首の後ろも筋肉痛にならなくなったことに気がついた。

その理由として、思い当たることが1つある。それはパドリングでアゴを引くようになったことだ。
以前はアゴを前に突き出すようにして顔を正面に向けていた。今ではアゴを突き出す代わりに、胸を上げて顔を正面に向ける。そして、より胸を上げやすいようにアゴを引いているのだ。
アゴを引くと顔を正面に向けるのは難しいが、目線で調整すれば正面を見ることはできる。
これにより首の後ろに負担が掛からなくなり、気づいたら筋肉痛にならなくなっていたようだ。

アゴを引くパドリングについては過去の記事に書いてあるので、ぜひ参考にしてもらいたい。

パドリングでアゴを引くメリット
以前の僕は、ライディング中に絶えずアゴを突き出していた。そういうサーフィンを長年続けてきたが、アゴを突き出すと腰が引けて足がガチガチになってしまうことに気がついた。ある時、顔を正面に向けたままアゴを引いてみたら意外な効果があった。