乗れなくなる原因は?
海に入ったばかりの頃はコンスタントに乗れていたのに、後半はめっきり乗れなくなることがよくある。いつも2時間くらいサーフィンするので、前半の1時間と後半の1時間ては乗る本数がガクッと減ってしまう。
乗れなくなったので海から上がろうと思っても、上がる波にも乗れず30分も経ってしまったりする。前半は調子良く乗れて良いイメージができてたのに、後半に乗れないせいで良いイメージをすっかり忘れてしまう。こんなことなら前半の1時間で上がった方がはるかに良い。
そこで、波に乗れなくなった時にどうすれば良いか考えてみた。
後半に乗れなくなるのは、疲ればかりではないようだ。波の状況が変わったことが1番の原因ではなかろうか。
バリでは潮の動きが大きく、2時間で1メートルも潮位が変わることがある。プレイクする場所が変わっていたり、カレントが強くなっていたりする可能性もある。特にアウトへのカレントが強まると、全く乗れなくなってしまう。
海の状況を再確認する必要がありそうだ。

インサイドから海を眺める
そこで、思い切ってインサイドへ移動してみた。波に乗って移動しようとするとムダに時間が過ぎるので、パドリングで移動だ。
そして波が終わる場所よりもインサイドから眺める。ボードにまたがったままでも、足が着くなら立って眺めても良い。
インサイドから眺めると、アウトで波待ちしていた時にはわからなかった色んな事に気がつく。
誰もいないミドルで形の良い波が割れていたり、アウトでは右に流れていたカレントがインサイドでは左に流れていたり、すでに乗れそうな波は来なくなっていたりする。
しばらく眺めたら、新たな気持ちで沖へ向かう。すると再び波に乗れるようになった。
あのままアウトで待ち続けても1本も乗れなかっただろうに、インサイドへ移動するのは面倒でも数本乗れるなら儲けものだ。