パッタリ乗れなくなった
久しぶりにリーフのポイントブレイクへ行ってみた。
僕は混雑するポイントブレイクは好きではない。周りのサーファーが気になってサーフィンに集中できないからだ。それでもたまに腕試しがしたくて行くことがある。
潮はローからハイに向かう上げ潮で、サイズは頭から頭オーバー。ブレイクは早過ぎず、オバケ以外は乗り易そうな波である。
10人位入っていて、混んでて乗れないほどではない。僕以外は全員白人だ。
ラインナップに着いてすぐ波に乗れた。その後も数本の波に乗れ、この調子なら良いサーフィンができそうだと期待していた。
ところが、途中からパッタリ乗れなくなった。乗れると思った波でもボードが滑走せず、置いていかれてしまう。潮が上げ、波が厚くなったせいだろうか? しかし、他のサーファーは相変わらず乗っている。
なんだか乗れなかった頃の自分に逆戻りしたようだ。このまま再びスランプに陥ってしまうのか?
その後もほとんど乗れないまま、諦めて海から上がった。

アウトに出過ぎていた
後からなぜ乗れなくなったのか分析してみる。
そういえば、白人達はやけにアウトで波待ちしてたな。テイクオフ重視のボードでオバケセットを狙うサーファーを先頭に、かなりアウトに集まっていた。波が来ると鬼パドルで追い掛け、アウトからパドリングのパワーで強引に乗って行く感じだ。
波がブレイクする位置に合わせ、波の力を利用するテイクオフを目指している僕とは、根本的に乗り方が違う。なのに白人達につられ、アウトに出過ぎていたようだ。
波が厚くなったこともあり、なおさらアウト過ぎるポジションでは乗れなかったのだろう。
この原因に気づいたおかげで、スランプに陥らずに済みそうだ。でも本当は、サーフィン中に気づいて修正できたら良かったのにな。