いつも一緒に行くローカル
バリ島に移住した当初から、いつも一緒にサーフィンに行くローカルの友達がいた。彼は僕の部屋にサーフボードを置きっぱなしで、サーフィンに行く時は僕のバイクで二人乗りだ。
なぜなら彼のバイクは車検が切れたままで、検問で捕まったら高い罰金を取られるからだ。そんな彼と一緒に行くことで他のローカルたちとも仲良くなることができた。
平日は仕事をしている彼は、朝のサーフィンは日曜だけだが、夕方仕事が終わって波が良ければ「サーフィン行こう」と誘いに来る。
僕は朝サーフィンをすると夕方は疲れ果てている。そんな夕方に「サーフィン行こう」と誘いに来ることもある。断るのもかわいそうなので一応つき合うが、サーフィンはせずにビデオを撮影する。

ローカルのビデオを撮影
夕方はローカルサーファーが集結する。涼しくなった海辺でサーフィンのビデオを撮るのも楽しいひと時だ。
海から上がってきたサーファーに撮ったビデオを見せてあげると、目をキラキラさせて夢中で見入る。そんな姿を見ていると、撮った甲斐があったなと思う。
その撮影したビデオを部屋で見返してみる。ローカルたちのサーフィンは僕のサーフィンとはかなり違う。違う部分は色々あるが、常識だと思い込んでた事とはまるで逆のような部分もある。
ローカルのように上手くなるには、根本的なところからやり直さないといけないようだ。