45歳で体力が衰え始めた
若い頃は、こんなにハードなサーフィンをいつまで続けられるのだろう?と将来を心配していた。40過ぎたらロングかな?なんて考えたものだ。
実際に40歳になってみると体力の衰えは感じず、まだまだイケると安堵した。
しかし、45歳で明らかに体力の衰えを感じた。この先は体力が落ちる一方で、サーフィンもこれ以上は上手くならないのかと思うと、寂しい気持ちに包まれた。
ところが、50代後半になった現在でも、まだまだショートボードでイケてる。むしろ未熟で鈍臭いサーフィンだった若い頃より、今の方がキビキビ動けてる。
それに疲れも残らなくなった。バリに移住した頃は、波のパワーが強いので1回サーフィンすると2日くらい疲れが残っていた。それが今では、朝サーフィンしたら夕方には疲れが回復している。いつからか、筋肉痛も全く無い。
体力は確実に落ちてるとは思うが、そうした環境に上手く順応して、体力の衰えをカバーする技術が身についたようだ。

ムダな力を抜けるようになった
体力が衰え始めてからは、若い頃のような体を鍛えるという考えは捨てた。いかに体力を消耗させずにサーフィンをするか考えるようになった。
海に入る時はすぐにパドルアウトせず、セットが止んでから漕ぎ出す。
カレントを読み、カレントを利用して沖へ出る。
パドリングはできるだけ力を抜いて疲れないようにする。
テイクオフはパドリングを頑張らず波の力を利用する。
ライディングはガチガチにならないようにムダな力を抜く。
効率の良いドルフィンスルーで体力の消耗を防ぐ。
特にパドリングやライディングで力を抜けると、スムーズに動けてサーフィンがより調子良くなる。体力の衰えをカバーしつつ、レベルアップも可能だ。おかげで若い頃よりサーフィンを楽しめている。
この調子だと、70過ぎてもショートかな?