自己嫌悪が上達の原動力
サーフィンをしていると調子の良い時と悪い時がある。前回は調子が良くて上手く乗れたのに、今回は全然ダメだなんてことはしょっちゅうだ。
どうして上手く乗れないのか自分でもわからず落ち込んでしまう。
しかし、そんな時こそ上達に繋がることが多いと、これまでの経験でわかってきた。
上手く乗れた時はサーフィンを終えた後も満足感に満たされる。「今日は上手く乗れたなぁ」と満足感が1日中か数日続くこともある。ただ満足感に満たされている時は、人は進歩しないのではないかと思う。
上手く乗れなかった時は、悔しくて情けなくて自己嫌悪に陥る。そして自己嫌悪に陥ることが上達の原動力になるのではないだろうか。

上手く乗れないことを楽しむ
なぜ上手く乗れないのか? どうすれば上手く乗れるのか? 上手いサーファーと何が違うのか? と、頭の中はフル回転である。
その時は答えが出なくても、それが潜在意識に刻み込まれ、ある日突然アイデアが浮かんだりするのだろう。
上手く乗れない時は大いに落ち込み、大いに悩むことが上達に繋がるようだ。
ただし、上手く乗れないからと言って、楽に乗れるサーフボードに替えることはやめた方が良い。
サーフボードを替えていたら、自分が上達することを放棄するようなものだ。せっかくの上達するチャンスを潰してしまう。
一時的に調子良く乗れるのと、上達することは別物である。道具に頼るのではなく、自分を磨くことが重要だ。
上手く乗れないことを楽しめるようになれば、サーフィンは上達していくだろう。