日常生活に上達のチャンスあり
これまでサーフィンを続けてきた経験から、あることを学んだ。それはサーフィンが上達するのは、海でサーフィンしている時とは限らないということだ。
むしろサーフィンしている時より、日常生活の方がサーフィンの上達につながることが多かった。
僕の場合サーフィンが上達するパターンは、ここをこうしたら良いんじゃないか?とアイデアが浮かぶことから始まる。そのアイデアを部屋で試し、効果がありそうなら部屋で練習する。無意識にできるように、少しずつでも毎日繰り返して体に覚え込ませる。
それを海でサーフィンする時に試してみるのだ。なので上達する過程において、海でやることは確認作業に過ぎない。
サーフィンの上達には良いアイデアが浮かぶことが重要だ。しかし海でサーフィンしている時にアイデアが浮かぶことは滅多にない。圧倒的に日常生活で浮かぶ方が多かった。
それに海でやみくもにサーフィンしても上達しない。悪い乗り方をしていたら、かえって悪いサーフィンを身につけてしまう。僕がそうだった。

アイデアを徹底的に研究する
ただアイデアが浮かんでも、なんとなく頭に入れてるだけでは上達につなげるのは難しい。浮かんだアイデアをスマホのメモにでも書き留めておいて、あとから熟考することで更にアイデアが煮詰まっていく。
徹底的に研究することで上達へとつながる可能性が出てくるのだ。
この浮かんだアイデアを研究している時間が僕は好きだ。海でサーフィンしている時と同じくらいワクワクした気分になれるからだ。
海へ行かなくてもサーフィンを楽しめるなんて、素晴らしいではないか。