自分のサーフィンを見てショックを受ける
僕のサーフィンは常に膝が深く曲がり、腰が落ちた状態で乗ってしまうクセがある。そういうサーフィンはカッコ悪いし、ボードも動きにくい。
それに気づいたのはサーフィンを始めて10年くらい経った頃だ。
たまたまビデオを撮ってもらう機会があり、初めて自分のサーフィンしている姿を見た。それは想像を絶するカッコ悪さで、ひどくショックを受けた。
それからは体の動きを意識するようになったが、頭ではわかっていても長年培った悪いクセはなかなか直らない。
なぜこんなサーフィンになってしまったのか。

HOW TO本の影響
僕がサーフィンを始めた90年代半ばにもサーフィンのHOW TO本が数多く出回っていた。サーフィンが上手くなりたい一心で読みあさったものだ。
そこには「膝をしっかり曲げる」とか「スピードを出すために前足荷重にする」と言ったことが書かれていた。
それを自分なりに解釈してサーフィンしてきた結果、こんなふうになってしまった。
一生懸命サーフィンをやればやるほど、カッコ悪いサーフィンに磨きをかけていたわけだ
HOW TO本が悪いとは言わない。僕にサーフィンのセンスがなかったのだろう。だけど・・・
ローカルは誰もそんなサーフィンしてないんだよなぁ。