タイヤの空気入れ

バイクの新車はチューブタイヤ

バリでは125ccのスクーターに乗っている。新車で買ったのに、なぜかタイヤの空気がすぐに減る。
元々チューブタイヤだったので、空気が抜けるとぺしゃんこになって走行できなくなる。そこでチューブレスタイヤに交換した。

これで大丈夫だと思ったら、やはり空気が減る。1か月もしないうちに完全に抜けてしまう。
ベンケルと呼ばれる修理屋に「タイヤの空気が1か月でなくなるから直して」と頼んだら「それは普通だ」と断られた。
そうか、バリではこれが普通なのね。

その度にベンケルで2000ルピア払って空気を入れてたが、面倒なので空気入れを買った。
日本でも売っている足踏み式のコンパクトなやつだ。値段は日本の半分以下と安い。これでタイヤの状態をチェックしては空気を入れていた。

まさかの展開に

4回目か5回目にギーコ、ギーコとペダルを踏み空気を入れてた時、突然プシューと音がした。
なんだぁ?と思って見ると、空気入れの根元からホースがもげている。
なんら無理な力が掛かったわけでもないし、まだ買ってから半年も経ってない。それなのに、タイヤの空気圧に耐え切れずもげた。

暴れるホースの先から勢いよく吹き出し、あれよあれよとタイヤの空気が全部抜けた。まさかこんな展開になろうとは、まるでドリフ。
「ダメだこりゃ」