バイクに仕舞った荷物を盗まれる

泥棒の手口は強引な荒業

僕のバイクは125ccのスクーターで、シートの下にヘルメットを入れるスペースがある。海に入る時は、ここに荷物を仕舞っている。

いつものようにサーフィンを終えバイクに戻った。シートを開けると、無い。仕舞っておいたバッグが無くなってる。やられた。
そう言えば、この日は海がやけに空いていた。バイク置き場に戻った時は周辺に人の姿がなかった。こんな日は泥棒にしてみれば狙い目なのだろう。

その手口はシートの真ん中をひん曲がるくらい強く持ち上げ、できた隙間から手を入れ盗むという荒業だ。この時もシートの真ん中がくの字にひん曲がっていた。
シートのひん曲がりは自然と元に戻るが、盗まれたバッグは戻らない。中には財布、スマホ、サングラス、日焼け止め、ワックスなどが入っていた。

盗難対策の効果は?

これに懲りて盗難対策を施すことにした。ヘルメット位のプラスチックのボウルを荷物にかぶせる方法だ。
かぶせ易いようにボウルをカットするのが大変だったが、ニッパーで少しずつカットした。それを黒いスプレーで塗り、見た目にもヘルメットのようだ。
更に針金でフックを作り、スペース内のボルトに共締めした。ここにバッグに付いてるファスナーの口金を引っ掛ければ引っ張り出せないだろう。

しばらく経った頃、サーフィンを終えバイクに戻ると、シートがくの字にひん曲がっていた。
やられたか?と思ってシートを開けると、偽ヘルメットをかぶせたバッグは無事に残っていた。どうやら盗難対策が上手くいったようだ。