ウダヤナ大学に入学
バリ島に住むとなるとインドネシア語を習得しなくてはならない。これまでは覚えた単語を並べるだけだったが正式に学びたい。そこで、まずは学校に通うことに決めた。
バリ島の名門ウダヤナ大学の、外国人向けインドネシア語習得コースに入学した。
レベル1、レベル2、レベル3と3つのセメスターに分かれていて、1つのセメスターが約4か月になる。当時の授業料は1セメスター850米ドルだった。
それだけ払うのだから、しっかり身につけなくてはいけない。

授業はインドネシア語の教科書に沿ってインドネシア語で進められる。そのため、前もって教科書を翻訳しておかないと全くついていけない。
辞書で一語一語調べて翻訳していく作業は毎日夜までかかった。学生時代でもこんなに勉強したことはい。
学校のある日はサーフィンなんかしている余裕はなく、バリに住んでるのに週末サーファーである。
ニュースが聞き取れるように
その甲斐あってかレベル3を終える頃には、早口で喋るテレビのニュースも聞き取れるようになっていた。知らない単語は出てくるが、だいたい理解できる。
ただ、バラエティー番組はあまり理解できない。学校で習うような丁寧なインドネシア語ではないので、何を言ってるのかよくわからないのだ。