ハイパフォーマンスボードに乗り換えた結果
テイクオフの早いボードからハイパフォーマンスボードに乗り換え5年が経ち、気づいてみたらテイクオフが根本から変わっていた。
波待ちポジションやパドリングや立ち方など、全てにおいて以前とは異なる方法だ。
その結果、テイクオフの早いボードと遜色ないくらいに乗れるようになった。
特に大きく変わったのは、うねりから乗っていたのが、波の掘れ上がりに合わせるようになったことだ。
これはテイクオフが遅いハイパフォーマンスボードではうねりから乗れなくなり、やむを得ず掘れ上がりに合わせるようになったのだが、おかげで大きなメリットを得ることができた。

掘れ上がりに合わせるメリット
波の掘れ上がりに合わせるメリットとは、テイクオフからライディングに移る時のスピードが圧倒的に早くなることだ。
うねりから乗るテイクオフではリスキーなパワーゾーンを避けるようにしていたが、掘れ上がりに合わせるテイクオフではパワーゾーンの真っただ中から乗ることになる。それによりテイクオフの時点ですでに加速が始まっているので、スピードに乗ってライディングに入れるのだ。
スクーターからレーサーレプリカに乗り換えたみたいで、スピードについていけず乗りこなせない部分もあるが、大きなポテンシャルを秘めていると感じられる。
デメリットとしては、やはりリスクを伴うことだろう。
初めの頃はパーリングばかりしていた。試行錯誤を繰り返し立ち方に改良を重ね、今ではほとんどパーリングしなくなった。
そう考えるとリスクを克服するために進化していったので、このデメリットはある意味大きなメリットかもしれない。